富田玲子さんのレクチャーを開催しました(10/13)
すっかりご報告が遅くなりましたが、10月13日(土)に、富田玲子さんのレクチャー「人を愛する建築」を開催しました。秋1レクチャーシリーズ『建築家の正体を探る』成瀬友梨キュレーションの最終回でした。
象設計集団もあと3年で半世紀、その間にずっと目指して来たのは「人を愛する建築、心地よい暮らしの場」をつくることだったのではないか。そのために五感が存分に働く空間をつくること、特に触感を大事にして来た、と。豊富なオノマトペを用いたテーマを示しながら、穴ぐら願望と鳥の巣願望など、テーマごとに用賀プロムナード、笠原小学校、美空野保育園、葛飾区の保育園、美濃保育園、茨城の保育園、進修館、台湾の親水公園、十勝高橋建設社屋、かんなべ高原温泉、ドーモアラベスカ、今帰仁公民館、名護市庁舎、矢野南小学校、台湾宜蘭県庁舎、冬山河親水公園、九谷焼美術館、ドーモセラカント、ドーモキニャーニャ、、、などなど数多くの作品を横断しながらお話いただきました。 ディスカッションでは、象設計集団のコラボレーションの在り方や、家具のひとつひとつまで丁寧に作り上げる、濃密なプロセスなどに話題が集中しました。