「NPO建築とアートの道場」会員募集のお知らせ
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「特定非営利活動法人 建築とアートの道場」は、移転前の長谷川逸子・建築計画工房の事務所を改修したgallery IHAを活動拠点とする法人です。若い建築家への支援、および長谷川逸子が長く関わって来た子供・障害者・高齢者のアート活動への支援や、これからの建築とアートについて議論する「道場」をめざし、現在、東京都に特定非営利活動法人登録の申請中です。
「特定非営利活動法人 建築とアートの道場」の最大の目的は、社会変化の著しい日本にあって、日本の伝統や文化を考えながら若い建築家を国際的建築家に育て成長させることです。明治の開国以来現代にいたるまで、日本では西欧の思想哲学を導入して西欧に通じる建築がつくられてきました。しかし、日本には日本思想や仏教思想の元でつくられてきたすばらしい住宅や寺社建築から庭園に至る建築文化があります。今改めて、これからの日本の建築には、自然、環境、生活をインクルーシブするような伝統的な思想や文化を踏まえた教育を導入する必要があるのではないかと考えます。そのために、若い建築家の育成と同時に、一般の利用者をも巻き込んで広く浸透させるような講座やシンポジウムを継続的に開催してゆきたいと考えています。
第二の目的は、これからの建築を担っていく若い優れた建築家を育成するための展示会を開催し、一般の人たちにも見ていただき共に考えることです。都市・公共・住宅などに関わる建築思想の現在を若い建築家の活動を通して一般の人と共有していきたいと願いっています。
第三の目的は、子供、身障者や高齢者等がアートを通して生き方を考えている事に共感し、いろいろの人がもっと楽しく社会生活が出来るように支援してゆくことです。社会的に弱い立場にある人たちの作品展示やものづくりワークショップを通して、一般の人たちの共感と関心を高め、相互の成長に繋がってゆくように支援したいと考えています。ぜひ、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成29年4月吉日
gallery IHA
代表 長谷川逸子