​

　『建築学科のための不動産学基礎』を1月に上梓された高橋寿太郎さん、佐竹雄太さんをお招きして、「不動産と建築」についてレクチャーしていただきます。

　ハーバード大学など、海外では建築学科だけではなく不動産学のコースもあります。日本では、建築学と実学をベースにした不動産学は、互いに隣り合う分野でありながらも、それぞれ別領域として発展してきました。しかし、近年、生活の場にも働く場にも浸透してきている「シェアリング」の思想と実践、空き家問題、人口減少に苦しむ「地方」の問題など、建築家が社会の最先端の課題にアプローチしていくためには、もっと、「地面」のこと、不動産のことを知る必要があるのではないかと痛感させられます。高橋寿太郎さん、佐竹雄太さんによるレクチャーと、西澤明洋さん、寳神尚史さんとのディスカッションで「不動産と建築」の最前線の課題を学びたいと思います。（長谷川逸子）

​

第１回　3/26 (金) 18:30〜20:30 （online）

　建築学科出身のふたりが書いた教科書

 　　　　　----「ブランディング」と「不動産」の共通点

　レクチャー：高橋寿太郎　＋　ゲスト：西澤明洋

​

第２回　4/3 (土) 17:00〜19:00（online）

　建築家住宅手帖の思想と実践

　レクチャー：佐竹雄太　＋　ゲスト：寳神尚史

​

​参加費：各回500円（２回参加の場合は700円）

＊レクチャーの2日前までにお振り込みください。お振り込みいただいた方に、当日、zoom会議への招待をお送りします。

​＊NPO建築とアートの道場会員の方は参加無料です。

​

お申し込み：https://forms.gle/ZtcgSHLGDGy3eEd89